Wantedlyで新卒採用はできる?新卒採用の市場動向から成果を出す秘訣までを解説!

年々新卒採用の難易度が高まり、頭を抱えている採用担当者の方も少なくないと思います。
今日、少子化や学生の志向性の変化、就活スケジュールの早期化などの影響で、採用市場は大きく動いています。
「新卒採用に良い方法はないか?」と悩み、模索している人事担当者や経営者の方も多いのではないでしょうか。
そこでオススメしたいのがWantedlyというビジネスSNSライクな採用媒体です。
本記事では、新卒採用市場の最新動向から学生の価値観の変化、そしてWantedlyが新卒採用にどのように適しているのかを整理して解説します。
- 新卒採用が年々難しくなっていると感じている方
- Wantedlyで新卒採用を検討している方
- 新卒採用の最新情報と成功のコツを知りたい方
こんなことを考えている方もそうでない方も
この記事を読むことで、新卒採用市場のリアルからWantedly活用法まで一気に把握できます。
新卒採用市場の最新動向【2025年版】
年々難化する新卒採用
2025年現在、新卒採用は「売り手市場」が続いています。第42回 ワークス大卒求人倍率調査(2026年卒)によると、特に300人未満の中小企業では求人倍率が8.98倍という状況にあり、企業間の人材獲得競争は激化しています。
一方で学生側は平均で2.5社以上から内定を獲得しており、結果として内定辞退率が上昇。複数内定を持つ学生が当たり前になったことで、最後まで人材を確保できないリスクが高まっています。

学生・企業ともに動き出しが早期化
就職活動のスケジュールも早期化しています。インターンシップを通じて早い段階から学生と接点を持つ企業が増え、12月時点で就活を続けている学生は全体のわずか5%程度というデータもあります。
この流れにより、企業側も例年より早く採用広報を開始しなければ、母集団形成で出遅れる可能性が高まっています。
以下の画像から見ても2月~5月で見ると就職内定率は24卒より25卒の方が、25卒より26卒の方が高くなっており
どんどん早期化しているのがわかります。特に26卒の内定率の高まりはすごいですね。

参考:就職プロセス調査(2026年卒)「2025年6月1日時点 内定状況」
採用活動の長期化と負担増
早期化と合わせて内定辞退を防ぐために、内定後のフォローを手厚く行わなければならず、採用活動は長期化し、人事担当者の工数はかなり増加し負担が一層大きくなっています。
また、学生のタイムパフォーマンス意識も強まっており、効率的かつ透明性の高い採用プロセスを提供できない企業は敬遠されがちです。
もし採用業務の負担が大きくなりすぎて他に手が回らなくなったらRPOに頼るのも一つの手になります。
新卒学生の就活動向と志向性
学生が重視する価値観
学生もいろんな志向性があり、それぞれ重視するものの傾向があります。多く見られるのは、「安定志向」「成長志向」「働き方志向」の三つです。
- 安定志向
福利厚生の充実やワークライフバランスを重視する層です。特に26卒の調査では「福利厚生が整っている企業」が最も重視されており、安定性の高さは依然として強い魅力になっています。 - 成長志向
IT企業や外資コンサルを中心に、将来性やスキルアップの機会を求める層です。キャリア形成を重視し、挑戦できる環境を選ぶ傾向があります。 - 働き方志向
リモートワークやフレックスタイムなど、自分らしい働き方を重視する層です。タイパをキーワードに、効率よく成果を出せる環境に注目しています。
就職みらい研究所(株式会社リクルート)の調査によりますと、経営スタイル、給与・福利厚生、成長スタイルなどの項目から安定を求める学生が多いことがわかります。一方で成長志向の学生も一定いるように見えます。
自社はどちらよりかを明確にし同じ志向性の学生を引き付けるような活動、広報をしていく必要があります。
インターン参加率の上昇
就職活動の早期化に伴い、学生のインターン参加率は年々上昇しています。特に理系学生は活動期間が短いため、夏から秋にかけてインターンを終え、早期に内定を得る傾向が顕著です。
また、インターンは学生にとって「企業のリアルな雰囲気を知る場」であると同時に、企業にとっても「早期に母集団を形成する場」として欠かせません。
ここで好印象を与えられるかどうかが、その後の選考進捗や内定承諾率を大きく左右します。
また長期インターンとして活動していた学生が卒業後にそのまま就職するパターンもあり、普通に新卒採用をするより育成やコミュニケーションで困ることを減らすことができます。特にスタートアップ・ベンチャーの企業様であれば狙っていきたい採用になりますね。

参考:採用活動中間調査 就職活動状況調査 データ集 2024年卒
なぜWantedlyが新卒採用に適しているのか
そもそもWantedlyとは?
企業のビジョンやカルチャーへの共感を主軸とした採用プラットフォームです。
広報機能のストーリーや制限のない求人掲載、スカウト機能など幅広い手法を一つの媒体で行えるため特にスタートアップやベンチャーに中小企業にオススメの媒体す。広報機能のストーリーや制限のない求人掲載、スカウト機能など幅広い手法を一つの媒体で行えるため特にスタートアップやベンチャーに中小企業にオススメの媒体になっています。
母集団形成に強い|学生会員とインターン募集
Wantedlyには学生ユーザーも多く登録しており、そのほとんどがインターン先を探しています。
意欲の高い学生と早い段階で接点をつくることができるのは新卒採用をする上では非常に有利になります。
また、まだ新卒採用を考えていないスタートアップやベンチャー企業としても中途採用よりハードルも低く、
将来的に一緒に働く仲間になりうる学生をWantedlyを通じて自然な接点を作れるのが大きなメリットです。

学生の推定人数(上記グラフの数値からの推測ですので正確とは限らないことはご了承ください)
427万(人)×0.34(20~29歳の割合34%)×0.3~0.4(20~29歳のうち学生が4割と仮定)≒43万~58万(人)
広報・ブランディングでイメージ改善
広告・出版・不動産など一部業界は学生からのイメージが依然として低い傾向があります。
Wantedlyは求人だけでなく「ストーリー」や「会社ページ」を通じて、企業のビジョンやカルチャーを
広報できる媒体です。そのため、ネガティブな業界イメージを払拭し、自社の魅力を学生に届けることが可能です。
現在インターンをしている学生のインタビュー形式のストーリーでよりその会社の環境やどんな成長ができるのか船名にイメージできるようになり、より母集団形成がしやすくなります。

ストーリー機能についてはこちらに詳しくまとめています。
成長志向・働き方志向の学生に響く
福利厚生や年収といった条件面で大手に勝てない企業でも、Wantedlyでなら「成長できる環境」や「柔軟な働き方」といった訴求ポイントを前面に出せます。
特にベンチャー企業やスタートアップでは、挑戦できる文化や裁量の大きさを打ち出すことで成長志向の学生層に強く響きます。
実際、弊社でも裁量を大きく持てる環境で成長し、早い段階で周りと差をつけたいという学生の応募が良く来ます。
スカウト機能で攻めの採用もできる
Wantedlyにはスカウト機能もあり、待ちの採用から攻めの採用に転じることが可能です。
「求人を出しても応募が来ない」と悩む企業でも、スカウトを積極的に活用すれば、ターゲット層に直接アプローチして内定承諾率を高められます。
スカウトは候補者の頭に残りやすく、かなり効果があります。
- 意欲の高い学生が多く登録しており母集団形成が可能
- 広報機能でブランディングし、自社の魅力をしっかり伝える
- ビジョン、カルチャー発信で成長・働き方志向の学生に届ける
- 制限なしの求人投稿でより学生に刺さる求人に改良していく
Wantedly新卒採用成功のポイント|応募数を増やす方法
学生志向に合わせた求人設計
Wantedlyの新卒採用で成果を出すには、学生の志向性に合わせて求人を作り込むことが不可欠です。
成長志向の学生には「裁量権の大きさ」や「成長できる環境」を、働き方志向の学生には「リモートワーク」や「柔軟な働き方」を訴求することで、応募率が大きく変わります。
Wantedlyでは求人を無制限に作って投稿できるのでいろんなパターンを試して試してより洗練された求人をつくることができます。

アルゴリズムに沿った運用に取り組む
Wantedlyの求人やストーリーはアルゴリズムによって表示順位が決まります。
更新頻度・応援数・シェア数が影響するため、定期的な更新と仕組み化された運用が不可欠です。
「思い出した時だけ更新」ではなく、月単位・週単位での運用スケジュールを作ることで、常に上位表示を狙うことができます。
インターン採用から新卒として入社に
Wantedlyはインターン募集との相性が良い媒体です。学生がインターンとして参加し、そのまま新卒入社へとつながるケースも多くあります。短期的な採用だけでなく、「インターン→本採用」の流れを意識した設計を行うことで、
安定した新卒採用の仕組みを作ることが可能です。
運用の仕組みを整えてスカウトを積極活用する
Wantedlyの強みの一つがスカウト機能です。
特に母集団形成が難しい中小企業や知名度の低い企業は、待っているだけでは応募が集まりません。
しかし、スカウトを打てば集まるほどまた簡単な話ではありません。
まずはペルソナを明確にし、次にWantedlyでは候補者の経歴を書く部分があり、意欲の高い学生ほど書き込んでいるため参照しつつメッセージを丁寧にカスタマイズすることで、他媒体では出会えない学生とつながることができます。
まとめ|Wantedlyは新卒採用に最適なプラットフォーム
新卒採用市場は年々難化し、学生の志向性も多様化しています。
その中で、母集団形成・広報ブランディング・スカウト・インターン採用を一気通貫で行えるWantedlyは、新卒採用を強化したい企業にとって非常に有効な選択肢です。
・既存の手法で、取れなくなってきた
・一般的な採用媒体だと大手の陰に埋もれてしまって採用できない
・新しい手法・媒体を探している
・中小企業の強みを活かしたい
このようなことを感じている方は一度試してみる価値があるかと思います!
Wantedlyでの新卒採用についての無料相談会を開いております。興味が湧いた方はぜひお気軽にご相談ください!