【ナルホド】Wantedly ストーリー|特徴・効果から書き方や画像サイズについて

近年、条件よりもビジョンやミッションへの共感で就職先を探す求職者が増えているのもあり、
より会社の魅力を様々な手段で広報を行っている企業様も多いかと思います。
そんな時オススメなのがwantedlyとストーリー機能です。
wantedlyのストーリーとは、会社のビジョンやミッション、従業員の声などあらゆる魅力を視覚的に伝えることができる広報ツールです。
スカウトを受け取った時や求人を見た時にストーリーを見る人もかなり多いです。
ここで良い印象を与えることができると、採用がグッと近づくので頑張って作りこみたいところです。
本記事ではそんなwantedlyのストーリー機能について書き方・画像の選び方・事例などについて解説していきます。
1.Wantedlyストーリーとは?|社内の魅力を伝える広報メディア
ストーリーの特徴とは?
Wantedlyは「共感でつながるビジネスSNS」というだけありまして広報機能が充実しており、その一つがストーリー機能です。
ストーリーでは会社の雰囲気や方向性などをを伝えられます。
・どんな想いで起業したのか
・どんな世界を実現したいか
・従業員になぜ入社したか、入社して何が楽しいか
などインタビュー形式やブログ形式などいろんな形で自社の魅力を伝えることができます。
ストーリーのメリットや効果
①入社後の自分が働いている姿をイメージしやすくなる
②応募率を高めることができる
③採用の資産にできる
求職者が就職する会社を決める時もっと手前では応募する時、何を見て決めるでしょうか。
意外と重要なのが入社前の情報と入社後の実情に差がなさそうか、という点です。
ここでギャップを感じると最悪やめてしまい、せっかく採用できたのに続かない定着しない、育成コストが無駄になるなど、企業にとっても求職者にとってもマイナスが積もります。
それを解決するのがwantedlyのストーリー!
求人にたどり着いた人や、スカウトを受け取った人が見た時に、社内の空気感をそのままに伝えることで
求職者が入社後に自分が働くイメージができ、ギャップの発生を防いだり、不安を取り除くことでミスマッチを
減らしたり、志望度の高い応募の増加が見込めます。
また一度掲載したストーリーに掲載期限などはないため資産として残すこともできます。
定期的に更新することで企業の成長の歴史なども感じられ、より求職者に興味を持たれることもできます。
2.良いストーリーの書き方|三つの型
①ビジョン型|なぜ会社を立ち上げたのか

ビジョン型のストーリーでは、企業がどんな未来を描いているのか、なぜそのビジョンを追いかけているのかを語ります。もっとも共感を得やすく、会社の“根っこ”を伝えることで、理念や想いに強く惹かれる読者との接点をつくれます。
主な内容構成
- 創業ストーリー
- 社名に込めた想い
- 会社として実現したい社会課題や理想
②カルチャー・人物型|「どんな仲間と、どう働くか」を描く

カルチャー型は、働いている“人”を中心にしたストーリーです。
現場メンバーの考え方や行動スタンスが伝わることで、「この人と働きたい」「このチームに入りたい」と思わせる力があります。
主な内容構成
- インタビュー形式(社員・代表・マネージャーなど)
- 一日の働き方・文化の紹介
- 失敗談や価値観エピソード
③日記・ブログ型|最近起きた出来事などについて
ブログ型は社内のイベントや、仕事もあまり関係ないような、私生活の中で起きたこと感じたこといついて綴ったようなストーリーです。より深くその著者、その会社にいるような人のひととなりが見えやすいのでこの型も人気です。
よりSNS的な使い方になりますし、そういうストーリーを上げてる会社は楽しそうな気がしますよね。
内容構成の例
- 社員の誕生日パーティーの様子
- プライベート心動かされた話
- ペットの話など
4.画像サイズ・デザイン設計のコツ|見た目でも惹きつける
①画像サイズについて
画像のサイズについては結論、画質はなるべく良くし、見やすくて意図を表現できればなんでもいいです。
ヘッドの部分はトリミングされるのでそれを想定して写真を選択するといいです。(油断すると変なところで切れたとんでもないヘッドから始まるストーリーになっちゃいます。)
また基本的には横長の方が見やすくはなります。ただ、縦長の画像はスマホで見る時インパクトがあるのでここぞというところで使っていくのも一つの手になります。
②画像選定で気をつけるべきこと
しっかりと雰囲気を伝えるために以下のような画像を載せるといいです。
- 実際に働いている風景に近い画像
- いろんな人が映っていて楽しそうな空気感がある画像
- オフィスの雰囲気が見える画像
③デザインの一貫性で伝わる「世界観」の作り方
基本的には書きたいように書くのが一番会社や社員さんのカラーが出て、より空気感を伝えられます。
しかし、視覚的な統一感は、「この会社っぽさ=カルチャー」をより醸し出せるので意識したいところになります。
例えば、サムネのメインカラーやタイトルのトーンを揃えるとストーリーページに統一感が出ます。
5.Wantedlyストーリー事例紹介|応募を生んだ魅力発信とは
ストーリーの構成やデザインを整えても、「どんな内容が刺さるのか?」は感覚だけでは判断できません。
ここでは、実際にWantedlyストーリーで応募や共感を生んだ企業の成功事例を2つご紹介します。
事例①株式会社ヒダカラ|地域共創の想いが届いた採用ストーリー

https://www.wantedly.com/companies/company_6183316/post_articles/954181
ヒダカラは和歌山・日高地域に根差したローカルベンチャーです。
同社が発信したストーリーでは、「地域で挑戦する意味」や「移住者のリアルな声」を丁寧に綴り、感情を動かす構成になっています。飛騨って楽しそうと読むだけで思えました。
特徴
- 地方創生という文脈で「ビジョン型」の訴求に成功
- 写真も自然体で、移住者のストーリーに共感が集まった
事例③オープンアップITエンジニア|“技術者の未来”を言語化した好事例

https://www.wantedly.com/companies/openup_itengineer/post_articles/549033
SES・受託開発を行うエンジニアリング企業。
同社のストーリーでは、「エンジニアがキャリアを諦めず、挑戦できる環境」を伝える構成になっており、読了後に
“未来を想像できる”内容でした。
特徴
- 「キャリアの選択肢の広さ」というEVPをストーリーで体現
- 実際の現場エンジニアの声とリアルな葛藤を交差させた構成
こうした事例に共通するのは、「リアルな声」と「価値観の言語化」、そして「世界観の一貫性」です。
うまくいっている企業ほど、“ストーリーで何を伝えるべきか”がクリアになっています。
6.Synayakaによるストーリー支援|共感設計から運用まで伴走

Wantedlyのストーリーは、ただ記事を投稿するだけでは成果につながりません。
企業の想いやビジョンを「共感されるカタチ」に変換し、見られる構造まで設計する必要があります。
Synayakaでは、270社以上の運用支援で培ったノウハウを活かし、ストーリーの戦略設計から制作・改善まで一貫して支援しています。
①ストーリー設計支援|EVP×ペルソナをベースにした設計力
Synayakaがまず行うのは、「誰に・何を・どう伝えるか」を言語化するストーリー設計です。
- EVP(Employee Value Proposition)を3C(自社・競合・候補者)で明確化
- ペルソナごとに響く訴求軸を設定
- ストーリーの「型」設計(ビジョン・戦略・カルチャー)も含めて構成設計
これにより、読者が「これは自分のことだ」と感じるような設計を実現します。
②文章構成・画像制作もまるごと支援可能
構成案だけでなく、本文ライティングもプロが担当します。
インタビュー形式でも原稿起こしでも、自然体で伝わる言葉を丁寧に選び、「刺さるストーリー」に仕上げます。
また、ヘッダー画像・本文写真の選定やデザイン調整も対応。
テンプレ化された「きれいなだけのページ」ではなく、企業の空気感や人柄まで伝わるビジュアル表現を目指します。
③定期運用・改善まで伴走するパートナー体制
Synayakaは「一回作って終わり」ではありません。
月次でのPV・応募分析をもとに、反応が良いコンテンツ/そうでないコンテンツを分解し、改善提案まで一緒に実行します。
- 訴求軸のABテスト
- タイトル改善や導線調整
- SNS連携や社内巻き込み体制の設計 など
これにより、Wantedlyを単なる“発信ツール”から“採用資産”に昇華させる運用を実現しています。
「どこから始めればいいかわからない」「今のストーリーが響いていない気がする」
そんな企業こそ、まずはSynayakaの無料フィードバック相談会をご活用ください。